京都の工務店を徹底比較!こだわりの一軒家を建てたい方へ
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工務店と契約する際の注意点

工務店と契約する際のポイントについてまとめました。契約は一度交わしてしまえば後はすべてそれに従うことになるので、トラブルが発生した時に冷静に対処できるよう契約前から心がけておきましょう。

工務店との契約内容

工務店との契約

工務店との家づくりに関してですが、契約内容としては基本的に2段階があります。

1.設計契約

こちらは仮契約のようなもので、設計プランなどの立案への着手に対して行われるものです。
工務店で家づくりを行う際には始めに打ち合わせを行い、どのような家を建てたいのか、どのような土地が欲しいのか(または保有しているのか)という相談を行います。
その内容に基づき工務店側が費用の概算など建築のおおまかなプランを提示してくれます。
工務店によって若干の違いはありますが、このタイミングで設計契約を取り交わすことが多いようです。
設計契約の取り交わし後は、より具体的に細部まで図面にまとめて提案を行ってくれます。
それと並行して見積もりの詳細も提示してくれますので、それらの諸々の条件などに納得した場合に、次の段階に移ります。

2.建築請負契約(工事請負契約)

建築プラン、見積もりの詳細などに納得したあとは、それをもとに建築請負契約または工事請負契約を交わすことで施工に移ります。
契約書は定款も併せて渡されますので、隅々まで目を通してください。
その理由としては、必ずしも計画通りに工事が進むとは限らないからです。
たとえば図面通りに工事が行われていなかったり、建てている途中に施主もしくは業者側がなんらかの理由で仕様変更を希望したり、工期に遅れがでたりすることがあるので、そういった場合にどのような対応を行ってくれるのかを確認しておきましょう。

契約時に気をつけたいこと

雨漏り

上記の通り、契約を結ぶ際には必ず契約内容がまとめられた定款(ていかん)がセットになっています。
定款には法律的な専門用語がたくさん並んでいて意味がよくわからない点も多いかもしれませんが、後々トラブルが発生した時に後悔しないようしっかりと目を通しておきましょう。

ただ、すべての内容を正確に把握するのは難しいかもしれません。
その場合は、最低限「瑕疵担保責任」と「瑕疵担保免責」に関する内容だけでも確認しましょう。

瑕疵(かし)とは?

瑕疵とは、家の構造上の欠陥や不備、不具合などのことをいいます。
たとえば、屋根や外壁の施工にミスがあり雨漏りしたり、ドアの戸締まりができなかったり、また地盤や基礎の工事が万全でなかった影響で家が傾いたり、それらは瑕疵と呼ばれます。

瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)とは?

瑕疵担保責任とは、購入した住宅に瑕疵(かし)があった場合に、売り主に対して修理や工事費用の負担をして責任を取ってもらうものです。
新築であれば、購入から10年間は保証されることが法律で義務付けられています。

瑕疵を発見した時から1年以内に報告することで、この瑕疵担保責任は果たされるという条件もありますので、欠陥だと思ったらすぐに施工業者へ連絡しましょう。

他に引き渡しまでに家のどこかに損害が発生していたり、設計通りに施工が行われていなかったりした場合のやり直しや修理の工事費用に関する内容も目を通しておきましょう。

      2018/01/09

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