京都の工務店で質の良い家を安く手に入れる方法
良い家を安く手に入れるポイントをまとめてみました。京都の工務店に家づくりを頼む時に、同じような設計やデザインであればできるだけ安い業者に依頼したいというのが本音ではないでしょうか。
どんな業者を選べばお得?
お得に家を建てるための業者の選び方には、コツがあります。
これから紹介する2点は覚えて欲しい業者選びのコツとして有効です。
しかし、逆を言うとそれ以外で、家に対して「安さ」を追求しすぎると、ちょっと危ないかもしれません。コストを削減するあまり、手抜き工事をしたり、粗悪な材料を使って家を建ててしまわれては、後々大変なことになりかねません。
家は人の命にも関わる大切なものですから、そこは慎重になりましょう。
1.中間マージンの発生しない業者
2.CMなどで広告費を大量に使っていない業者
1つ目の中間マージンは身近な例でいうと、古本の取引が分かりやすいと思います。
たとえばAさんが読まなくなった本を100円で古本屋に売ったとします。
古本屋は、その本をBさんに500円で販売しました。
つまり、本来は100円の価値だった古本に、古本屋への利益分の400円が上乗せされたわけです。
これがもしも古本屋を挟まずに直接売買が成立したとすると、Bさんは500円ではなく100円でその古本を手に入れられたわけですね。
これと同じようなことが家づくりにも言えて、たとえばCさんが家を建てる時にP社と契約を結んだとします。
しかしP社は設計が中心の業者であるため、実際の施工は下請けのQ社に依頼されることになります。
すると、Q社に入る利益の分が余計に総費用に上乗せされることになります。
ここで発生しているQ社への利益分が中間マージンです。
したがって、もしもP社が設計だけでなく施工も行っているのであれば、余計な中間マージンが発生せずに純粋な人件費のみで収まることになります。
つまり、大工が下請けなどではなく自社スタッフであるなど、関わる業者の数を減らせれば減らせるほど中間マージンは発生しなくなるので、無駄なコストを抑えることができます。
このような形態をとっているのはハウスメーカーより工務店に多いため、一般的には同じ物件でも工務店のほうが安く建てられる場合が多いと言われています。
次に、2つ目の広告費をかけている業者についてですが、こちらも家の値段が必要以上に高くなってしまう原因です。例えば、◯マホームなどのテレビCMで有名なハウスメーカーは、年間広告費に約64億円もの金額を投じています。(2015年)
企業の広告は、そのブランドイメージを作る上で欠かせないものではあります。みんなが知っている社名ならなんとなく安心というのもあるでしょう。
しかし、その広告費を賄っているのはまちがいなく売上です。販売価格へ上乗せされているということも考えてみましょう。
ブランドイメージへのこだわりがとくに無いのであれば、このような有名企業を外して考えると家の値段は抑えられますよ。
質の良い家を建てるには
実は、大工が下請けではなく自社スタッフである強みは無駄なコストが発生しないだけでなく質の良い家が建てられるというメリットもあるんです。
下請けに施工を任せてしまえば、そこから先は下請けの仕事になるので施工方法などすべて監督するわけにはいきませんよね。
ところが自社スタッフで設計から施工までカバーできてしまえば、それぞれの責任感も高まり、スタッフ間の意思疎通もしやすくなり、情報の行き違いが発生しにくくなります。
そのため、設計と実際の施工の差が生じにくくなり、施工ミスがおきにくく仕上がりも丁寧になりますよね。
さらに、建築途中でなんらかの理由で仕様変更をすることになった場合でも、複数の業者をまたがずに自社で完結できてしまうので、判断が速いですし対応も柔軟であることが多いです。
ちなみにこれらは工務店の特徴の一つであり、ハウスメーカーには無い強みです。
では、その他に京都の工務店で家を建てる際のお金の話について簡単にまとめてみましたので、参考になさってみてください。
公開日:
最終更新日:2018/01/09