京都の工務店を徹底比較!こだわりの一軒家を建てたい方へ
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工務店で家を建てるまでの流れとポイント

京都で工務店に家づくりを頼む場合の流れについて、土地の取得はどのタイミングで行うのか、いつ工務店と契約書を交わすのかなど簡単にまとめています。

初回の打ち合わせから契約までの流れ6ステップ

土地の確認

工務店で家を建てる流れは基本的に以下のようになっています。

  1. 現地調査と建物の相談
  2. プランの作成
  3. 大まかな見積もりの提出
  4. 詳細な図面の作成
  5. 設計の完了後
  6. ご契約

どのタイミングから費用が発生するのかというのは工務店によって異なってきますので、予め確認しておくと良いでしょう。

1.現地調査と建物の相談
取得している土地を業者のスタッフと共に確認しに行きます。
土地を持っていない場合でも、工務店によっては土地の取得を行ってくれたり相談に乗ってくれたりする場合が多いです。
土地によっては建築物に条件をつけられることもあるので、この点に関しても両者で確認しておきます。
土地を確認後、どのような家を建てたいのか、おおまかなイメージを工務店のスタッフと共有します。このとき、敷地面積や勾配(こうばい)、道幅なども確認して、どんな家を建てることが可能かを見てもらいます。
→土地の探し方にコツってあるの?
2.プランの作成
打ち合わせを通して、より具体的に間取りやデザインの希望、また予算などを工務店に伝えた上で、建築士などからプランを作成してもらいます。
現地調査で確認した土地を法律にも照らし合わせて、希望の家のプランを作ります。
打ち合わせは週1ペースで14回程度行なうため、3ヶ月くらいかかります。
3.大まかな見積もりの提出
これまで打ち合わせをした内容をもとに、より詳細な見積もりを算出します。
見積もりには細かい修正や確認を含めて10日~20日程度かかります。見積もり時点では料金が発生する場合としない場合があるので、事前に営業担当に確認しましょう。
→坪単価について
この時点で諸々の条件などに納得した場合に、ようやく請負契約を行うことが多いです。
請負契約では、契約金として工事費用の10%程度を支払います。
4.詳細な図面の作成
地盤調査で土地に問題がなければ、ここからより詳細な設計に着手します。コンセントの位置やドアの開く方向に至るまで、細かい点まで図面で描き出し、イメージを膨らませていきます。
大手のハウスメーカーでは、打ち合わせの回数に制限があるところが多く、急かされてしまうのですが、工務店なら納得いくまで話し合いを行なってくれるところが多いですよ。
5.設計の完了後
設計の内容に納得したのち、今までに打ち合わせをした内容をもとに、最終的な見積もりを算出します。
この時点で予算オーバーしていた場合は、再度その旨を伝えて設計の調整を行います。無理のない返済計画を建てられているのか、今一度確認です。
6.ご契約
設計内容や見積もり金額に同意ができたのであれば、建築確認申請という行政機関への届出が行われます。
建築確認申請とは、建築基準法や条例等に照らし合わせて、建築しても問題ないか確認する書類です。それが受理されなければ、着工してはいけないことになっています。
申請が終われば、ようやく工事請負契約書の取り交わしを行い正式な契約となります。工事請負契約書は、法律上最も重要な書類になりますので、必ず全てに目を通してください。

契約後から引き渡し、そしてその後について

ミニチュアの家

1.着工
契約や申請が済み次第、いよいよ工事の着工に入ります。
地盤の調査から始まり、設計図通りに少しずつ組み立てていきます。
着工に入ると、着工金として工事費の30%程度を支払います。
2.上棟(じょうとう)
上棟(じょうとう)とは、鉄骨の組み立てが完了した時点のことです。耐震性などに関連する施工は、この作業完了時点でほとんど終わっています。上棟式という、作業の無事完了を願って行われる祭事を催すこともあります。
ここでは、中間金として工事費の30%程度を支払います。
3.中間立会い
実際に家を建てている過程を見ていると、図面だけだと分からない点に気付くことがあります。
基本的には建築確認申請で行政に提出したものからの変更は、法律上できなくなっていますが、例えば窓の大きさを変えるとか、そういった軽微な修正は対応してもらえることもあるんです。
工務店の強みは、ハウスメーカーと違いこういった場合でも柔軟に対応してくれることが多い点です。
4.外構工事(がいこうこうじ)
建物が完成したら、庭や門、塀、駐車場などの外構工事を行ないます。予算オーバーしそうなら、ここの工事は後々付け足すことにして、新築時は最低限の防犯や、外からの人の目線を意識した部分だけでもいいかもしれませんね。
5.引き渡し
家が完成したら鍵を受け取って引き渡しです。実際に建てられた家を確認し、図面通りになっているのか、不備は無いかなど細かい部分まで見ていきます。具体的には、壁や床に傾きがないか、ひび割れがないか、ドアの建て付けは問題ないかなどです。
住み始めてから不具合が見つかるよりも、ここで見つけておくことでよりスムーズに対応してもらえます。
確認が終わったら、これまで支払った分(契約金、着工金、中間金)を差し引いた残額を支払います。

どの程度の規模や細部へのこだわりになるかにも寄りますが、打ち合わせから引き渡しまでおおよそ10~12ヶ月程度を見ておくといいと思います。

6.アフターフォロー
工務店によってサポート体制は異なりますが、ちゃんとした業者であれば基本的には家の引き渡し後に定期的に連絡をくれて、必要に応じてメンテナンスのために足を運んでくれます。
CHECK!!
本サイト内でも紹介しているゼン・コーポレーションなら、トラブル時の対応体制は万全です。契約から建築まで、全て下請けに任せることなく自社スタッフにて行うため、トラブルのときも対応が早いですよ。

      2018/01/09

 - 業者の選び方と工務店のススメ